VRoid Studioで、以下のように耳が露出するショートヘア―を作る場合、ボリュームのある「もみあげ」がないと、耳の周囲に隙間ができてしまいます。
【目次】
耳の周辺の初期状態
VRoid Studioのモデルの耳の周辺の初期状態では、以下のように坊主頭のベースヘアーが頭部に直接モールドされています。この状態でショートヘアーを作成すると、もみあげがないので耳の周囲がスカスカになってしまいます。
髪のガイドと「もみあげ」を作る
以下のように頭皮に少しめり込むサイズの髪のガイドを作ります。そこに、断面形状が「三角形」の2本の太い毛束を、耳の前後を囲むように配置します。前側の毛束がもみあげになるので、太さをスプラインカーブで細かく調整します。
毛束の上側は、本体の髪をかぶせた時にはみ出ないように薄くしておきます。耳の周辺をこのくらい厚くしておけば、ショートヘアを作る時に耳の周囲の空間を苦労して埋める必要がなくなります。